ソビエトはどこへ行った

 

久しぶりに掘り出して読む。

スピリタスの回、コレは1999年出版だけれど再編集文庫版。初掲載はソ連崩壊前なのだろう。当時はソビエトと聞けば何かきな臭くて東西冷戦や紛争が思い浮かんだものだけれど、今となって見ればすごく牧歌的な呑気なイメージが湧く。ネットもなくて情報も新聞やテレビだけだったけれど、それだからこそ情報がすっきりして返って実際の状況が大雑把には正確に伝わっていたのかもしれない。